愛知県名古屋市名東区にて小児科、アレルギー科を診療する「一社アレルギー科こどもクリニック」についてご案内します。

一社こどもクリニック

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スギ花粉と予防内服について

2018/6/01
by 一社アレルギー科こどもクリニック

一般的に、花粉症の辛い症状を和らげたい時に処方される「抗ヒスタミン薬」ですが、この「ヒスタミン」とは体の中でどのように働くものなのでしょうか?

アレルギーのメカニズム

免疫機能は、Th1とTh2という2つの免疫細胞がバランスよく力を発揮することで正常に働き、外敵から体を守っています。
正常な状態では、お互いがバランスを保っていますが、アレルギーを持つ人はこのバランスが保たれていないことがわかっています。

  1. 花粉やダニなどのアレルゲンが体内に侵入すると、腸や鼻の粘膜などがアレルゲンを認識します。
  2. 免疫細胞Th1とTh2のバランスが保たれていない場合、Th2が過剰に働いて、アレルギーを排除するために「IgE抗体」を過剰に生み出してしまいます。
  3. 「IgE抗体」は肥満細胞の表面にくっついて、アレルゲンの再侵入により「ヒスタミン」が放出されます。
  4. その結果、くしゃみや鼻づまりなどのアレルギー症状が起きます。

つまりアレルギーとは、体を守るために働く免疫反応が環境・生活習慣によって本来のバランスを失い、過剰な反応で体を攻撃するために起こる病気なのです。

体がアレルゲンに反応するその前に予防内服をするのが効果的です

花粉飛散開始時期を知り、注意をするようにしましょう。
飛散予想日の1週間まえから「抗ヒスタミン薬」を内服すると効果的でしょう。
飛散初期には、飛散数と症状は比例しますが、飛散量がある程度以上になると症状は重症のまま持続します。重症化を防ぐためにも、早めの対策が必要です。
薬物の効果を高めるには、使用するタイミングが大切です。

鼻づまり対策として頻用される「血管収縮点鼻薬」について注意

鼻づまりは気分が悪いですよね。
市販薬や処方薬で点鼻薬の成分の中には「血管収縮効果」があるものがあります。
一時的には症状を楽にしてくれて、効果を実感されることでしょう。
しかし、乱用すると薬物性鼻炎を起こし、かえって鼻づまりを悪化させるので、セルフケアとしてジョギングなどの軽い運動をしたり、手足を温めたりするなど交感神経を刺激すると、鼻粘膜が収縮しますので鼻の通りが良くなります。
試してみてはいかがでしょうか。

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