院長

一社アレルギー科こどもクリニック
院長
鳥居 明子
開業時、娘が生まれたばかりでしたが、夫・鳥居新平前院長の強い希望で2008年に東山線一社駅前に「一社アレルギー科こどもクリニック」を開業させて頂きました。
それ以来、小児科・アレルギー科専門医としても妻・母親としても勉強の充実した毎日を過ごさせて頂いています。
私が小児科医を目指した理由は小児科の持つひたむきさや純粋さがとても素敵だったからです。
新米医師として、昼夜頑張る自分と御子様の為に昼夜一生懸命頑張っている御両親が自然と重なって見え、なんて素敵な科なんだ、是非、子育てをする御両親とともに自分も成長していきたいと強く願うようになりました。
まずは小児科専門医を目指し、目標は誰よりも深い知識を持つことでしたので、沢山の専門分野がある名古屋大学小児科学教室に入局し沢山の病院で修業をさせて頂きました。
様々な専門分野を持つ優秀な上司に出会うことができ、深い知識と経験を身に着けることができました。
その中でも一番大きな人生のステップポイントは、30歳で江南市にある昭和病院でアレルギー専門外来を持たせて頂いたことでした。
その病院にはアレルギー専門医を持つ小児科医が不在だったことから、自分の指導者を探していく中で幸運にも鳥居新平先生との御縁を頂き、名古屋大学大学院に入学し研究論文を収め、カナダの学会に発表に出かけたりカルピス(株)より研究費を受託し、岐阜薬科大学に研究にかよい仕上げた研究論文は、日本アレルギー学会から引用論文として多くの論文に使用されていることを賞した記念の盾を頂き医院に飾っています。
開業してからは近隣の御子様とその御両親様から、良き開業医とは?の手ほどきを受け、現在、楽しく充実した毎日を送らせて頂いております。
現在、かかりつけのお客様(患者様)の御要望に答え、日曜日のオンライン診療をはじめており、なんて便利な世の中になったのだろう、日曜日に診療できるなんてステキだなあと、うれしく楽しく診療しています。
ますます御忙しく仕事と子育てを両立されている患者様とその御両親にすこしだけでも御役に立てたら幸いです。
これからも、ふつつかではございますが、当院をどうぞよろしくお願い申しあげます。
略歴
- 国立岐阜大学医学部医学科卒業
- 常滑市民病院小児科医員として就職
- 国立名古屋大学医学部小児科学教室医員として就職
- 厚生連昭和病院(現在の江南医療センター)小児科医員として就職
- 国立名古屋大学大学院医学系研究科博士課程 小児科学講座アレルギー研究室にてアレルギー疾患における栄養素 ビタミンA‐ 抗炎症作用についての研究で医学博士取得。この間、アレルギー専門外来を各病院で行う。
- 県立岐阜薬科大学薬理学教室にて〈L-92乳酸菌の抗アレルギー作用、ビタミンの 抗酸化作用の基礎的検討〉カルピス基盤研究所からの研究費を授与され腸管免疫を中心に共同研究を行った。この間の研究が、日本アレルギー学会、日本細菌学会で発表後、英語論文になった。
- 岡崎市にある愛知学泉大学管理栄養士専攻准教授として勤務。管理栄養士の重要な疾患であるアレルギー疾患と生活習慣病を中心に講義、実習、臨床栄養の指導等を行う。同時期、名古屋市北区の総合上飯田第一病院嘱託として外来・病棟勤務。名古屋市中区の名古屋医療センター小児科に勤務していた。
専門分野
- 小児アレルギー
- 小児科
- 臨床栄養学
- 小児内分泌
資格
- 日本小児科学会認定小児科専門医
- 日本アレルギー学会認定専門医
- 医学博士(名古屋大学大学院小児科学講座)
- 元愛知学泉大学管理栄養士専攻准教授
所属学会
- 日本小児科学会
- 日本アレルギー学会
- 食物アレルギー研究会
園医校医
- 名古屋市立亀の井保育園園医
- 認定ポピンズナーサリースクール名東園医
学会活動、講演、海外発表等はこちらをご覧ください。
小児内分泌専門医師

小児内分泌専門医
立松 寿
はじめまして。私は、小児科専門医として、長らく名古屋大学小児科の関連病院にて、こどもの総合診療に携わる一方、小児内分泌学に興味を持ち、専門医として小児内分泌外来を行ってきました。
診療をとおして、お子様とご家族に寄り添い、お子様の成長を応援できればと思っています。どうぞよろしくお願いします。
略歴
- 名古屋大学医学部医学科卒
- 名古屋大学医学部小児内分泌(専門は思春期早発症、低身長、糖尿病等) グループ所属。
- 研究に従事後、医学博士。
- 名古屋大学小児科学教室より愛知県有数の病院にて小児内分泌外来を担当。
- 日本小児科学会 専門医
- 日本内分泌学会内分泌代謝科(小児科)専門医
名誉院長~ 鳥居新平先生を偲んで ~

名誉院長 鳥居 新平
略歴
- 信州大学医学部卒業
- 名古屋大学医学部講師 同大学学部附属病院分院小児科長併任アレルギー外来担当
- 名古屋大学医療技術短期大学部教授
同大学医学部(小児科)非常勤講師 名古屋大学附属病院にてアレルギー外来担当 - 名古屋大学名誉教授
- 名古屋大学医療技術愛知学泉大学家政学部管理栄養士専攻教授として管理栄養士の養成を担当
- 愛知学泉大学定年退職 総合上飯田第一病院アレルギー科嘱託
専門分野
- アレルギー全般
- 食物アレルギー
- 気管支喘息
- アトピー性皮フ炎
- アレルギー性鼻炎
- 金属アレルギー
- シックハウス症候群
資格
- 名古屋大学名誉教授
- 日本アレルギー学会名誉会員
- 日本アレルギー学会認定専門医
- 医学博士(名古屋大学大学院小児科学講座)
所属学会
- 日本アレルギー学会
- 日本小児アレルギー学会
- 日本小児科学会
著書、メディア掲載、研究活動等はこちらをご覧ください。
名古屋大学教授であり、日本アレルギー学会の学会長をつとめた鳥居新平先生が名東区一社に開業し沢山の患者様がセカンド・オピニオンにこられました。(患者様らはすでに沢山のクリニックに行かれていました。)。先生は、まだ、大学病院でしかやっていなかった食物の減感作治療をクリニックに導入し沢山の食物アレルギーの患者様を当時まるで魔法のように治していかれました。
また、原因不明であったシックハウス症候群や化学物質過敏症の患者様にもひたむきに向き合い、沢山の研究費を受託し仲間と成果を出され、診療では患者様に最新の知識を優しくわかりやすく説明し、その診療を目の当たりにした私は、本当になんて素晴らしい医師なのだろうと憧れかつ尊敬の毎日でした。
近年、御体調を崩され、天に召されましたが、その志を継ぎ、アレルギーに悩む患者様と育児に悩む患者様を中心に診療を継続させて頂いております。
近年、インターネットやSNS の普及により情報が氾濫する中で患者様がどの治療法を選択するべきか迷っていらっしゃるのを臨床の場でよく見かけます。
微力ではございますが、彼の志を継ぎ当院の長年の知識と経験が少しでも御役に立つことができればと日々願っています。
今後とも引き継き当院をどうぞよろしくお願い申しあげます。
院長 鳥居明子
功績

論文の多数引用実績により、日本アレルギー学会から授与された記念盾

名古屋市立名東小学校学校医を長年務めたことを名古屋市教育委員会から賞された感謝状

名古屋大学小児科より授与された表彰状とメダル
著書・主な学会活動
理事長 鳥居 新平
論文
理事長がカルピス(株) と共同研究している内容が有名英語論文に First Author として掲載されました。
メディア掲載
新聞記事は画像をクリックするとPDFファイルがダウンロードされます。
主な著書
-
●田中建治、鳥居新平 共訳
「かびアレルギー」
学会センター 東京1988年 -
●鳥居新平著
「アレルギーの衣食住チェック」
農文協出版 東京1990年 -
●鳥居新平著
「シックハウス症候群」
徳間書店 東京1997年 -
●鳥居新平編著
「小児喘息・アレルギー疾患の予防と治療に役立つ栄養・食生活 – 今何がどこまで解明され残された課題は何か」
医学書院、東京1988年 -
●戸谷誠之、鳥居新平、鳥居明子編著
「子どもの食事とアレルギーQ&A 第2版」
第一出版 東京2006年 -
●鳥居新平著
「小児ぜん息アレルギー疾患食事療法HANDBOOK」
環境省総合環境政策局環境保健部企画課 -
●鳥居新平 総括監修
「ケア・指導・園/学校での対応のための知っておきたい食物アレルギー 基礎知識」
独立行政法人 環境再生保全機構
発行 2007年9月 -
●鳥居新平 総括監修
「食物アレルギーをもつ子どものヘルシーレシピ」
独立行政法人 環境再生保全機構
発行 2007年9月
主な学会活動
- 第25回 日本小児アレルギー学会 会長
- 第10回 日本アレルギー学会春季臨床大会 会長
- 日本アレルギー学会評議員、理事を経て平成13年から日本アレルギー学会名誉会員
- 日本小児アレルギー学会評議員、理事を経て日本小児アレルギー学会名誉会員
主な研究活動
- 免疫不全症の病態・治療に関する研究:1982年から1996年にかけて厚生省免疫不全調査研究班の分担研究者として研究に従事、この間に重症複合型免疫不全症の骨髄移植の本邦最初の成功例を経験する。
- 厚生科学研究:健康地球研究計画推進研究事業「科学物質のクライシスマネジメントに関する研究」斑分担研究者
- 公害健康被害補償予防協会委託「小児・思春期の気管支ぜん息患者等の日常生活、保健指導のあり方に関する研究」主任研究者 この研究のまとめとして、著書「小児ぜん息・アレルギー疾患食事療法HANDBOOK」を出版
- 平成15年度~17 年度厚生労働科学研究費補助金による「シックハウス症候群の疾患概念に関する臨床的・基礎医学的研究」:平成18年度まで主任研究者として研究に従事する
- 平成4年度厚生省アレルギー総合研究事業‐ 住宅班 分担研究 室内環境、とくに真菌とアレルギーに関する研究
- 平成4年度少子化時代に対応した母子保健事業に関する研究特殊患児に対する保健指導に関する研究 分担研究 抗アレルギー食に関する研究
- 平成8年度厚生省長期慢性疾患総合研究事業‐ アレルギー総合研究 分担研究 アトピー性皮膚炎患者のQOLに関する研究
アレルギー疾患の治療・管理ガイドラインに関する活動
- 1998年度喘息予防・管理ガイドライン作成に関する研究(厚生省アレルギー・免疫研究班) 研究協力者として小児喘息を担当
- 牧野宗平監修「アレルギー疾患治療ガイドライン1993 年/ 1995 年改訂」作成委員会のメンバーとして協力
- 日本小児アレルギー学会作成:「小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2000」作成委員会のメンバーとして協力
社会的活動
- 平成20年まで厚生省特定用途食品検討会第3部会委員など
院長 鳥居 明子
主な学会活動・講演・海外発表
- アレルギー性鼻炎の予防と新しい治療法(招待講演“栄養学プロバイオテックスの貢献”
第12回「那須ティーチイン」 東京、ホテルマリナーズコート H19年7月14、15日 - Torii A,Torii S,Miyake M,Ito K,Sakamoto T
Vitamin A reduces lung inflammation with eosinophilia and neut rophilia in Sephadex-treated rats.
Ⅹ Ⅷ International Congress of Allergy and Clinical Immunology,
Vancouver, Canada,11 September 2003 - 鳥居明子、鳥居新平
アレルギー疾患の予防と治療における食品機能科学の役割
第9回 愛媛小児科・皮膚科フォーラム、愛媛、松山、平成15年11月19日 - 鳥居明子
室内汚染物質による健康被害―アレルギーとシックハウス症候群を中心として
ダニアレルギー講演会、名古屋生活衛生研究所、名古屋市千種区、平成15年9月25日 - Akiko Torii, Shinpei Torii, Shigeru Fujiwara, Hiroyuki Tanaka , Naoki Inagaki and Hiroichi Nagai
Lactobacillus Acidophilus Strain L-92
Regulates the Production of Th1
Cytokine as well as Th2 Cytokines
Allergology International 56(3):293-301(2007) - 鳥居明子、鳥居新平
アレルギーを考えると、離乳食を遅らせた方が良いという意見があるが、いつからどのような離乳食を与えるのが良いか?
小児内科37(5):2005 年5月号 - 鳥居明子、月舘幸一、原田勝代、高崎智彦
来日後にデング出血熱を発症した4歳男児例
日本小児科学会雑誌.109巻 No.9、2005 - Akiko Torii, Mio Miyake, Masashi Morishita, Komei Ito, Shinpe i Torii, Tatsuo Sakamoto Vitamin A Reduces Lung Granulomatous
Inflammation with Eosinophilic and Neutrophilic
Infiltration in Sephadex-Treated Rats.
European Journal of Pharmacology 497:335-342(2004) - 鳥居新平、川口治子、鳥居明子
気管支喘息患児の食事
小児科 44,1640-1646(2003) - 鳥居新平、鳥居明子
アレルギー疾患の予防と治療における食品機能科学の役割
日本小児科学会雑誌 197,985-991(2003)